ごあいさつ
ある高齢者福祉施設の入り口の大きな御影石に彫り込まれていた言葉がありました。「夕暮れになっても光がある」と。心に残る言葉です。目の前が開かれる思いがしました。この言葉は、キリスト教の旧約聖書の言葉です。 「夕暮れになっても光がある」と謙虚に想う時、人生に生きる意味を更に創造していく姿勢が感じられます。何と、深い慰めと生きる希望とを与えてくれる言葉ではないでしょうか。
私は、鎌倉静養館の理事長として、現実の高齢者福祉にあって、お一人おひとりが希望を持って、生きる意味を見出して暮らせるよう、地域社会とともに、誠実かつ献身的に、使命を果たしていきたいと思います。どうぞ、ご支援ご指導をよろしくお願いいたします。
社会福祉法人 鎌倉静養館
理事長 西﨑猛之
理念
隣人を自分のように愛しなさい
~新約聖書ルカによる福音書10章27節~
キリスト教の「隣人を愛する心」にもとづき、地域の皆さまとともに、高齢者福祉の発展に努めていきます。
法人概要
| 法人名 | 社会福祉法人 鎌倉静養館 |
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| 理事長 | 西﨑猛之 |
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| 創始 | 1921年 |
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| 設立 | 1965年 |
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| 所在地 | 鎌倉市由比ガ浜4-4-30 |
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| TEL | 0467-22-8021 |
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| FAX | 0467-22-8053 |
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| 事業内容 | (1)第一種社会福祉事業 (イ)軽費老人ホームの運営 (ロ)特別養護老人ホームの運営 (2)第二種社会福祉事業 (イ)老人居宅介護等事業の運営 (ロ)老人デイサービス事業の運営 (ハ)老人短期入所事業の運営 (ニ)小規模多機能型居宅介護事業の運営 (ホ)生計困難者に対する相談支援事業 (ヘ)保育所の運営 |
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沿革
| 休養施設としての時代 |
1921年
(大正10年) |
財団法人「基督教役者鎌倉静養館」設立。稲村ガ崎の地に洋館2階建て家屋を購入。休養施設として鎌倉レストホームの事業を開始 |
第一次世界大戦勃発 |
| 高齢者施設として再出発 |
1954年
(昭和29年) |
新たに木造平屋建てに全面改装し、キリスト教の精神によって運営する社会福祉施設、財団法人「基督教老人ホーム鎌倉静養館」として再出発 |
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| 1963年
(昭和38年) |
老人福祉法が制定される。(老人福祉施設として軽費老人ホーム、養護老人ホーム 、特別養護老人ホームが法制化される) |
ケネディ米大統領暗殺 |
| 軽費老人ホームと特別養護老人ホームへ |
1965年
(昭和40年) |
「社会福祉法人鎌倉静養館」を設立し、老人福祉法により公的補助金を受ける≪軽費老人ホーム鎌倉静養館≫として前事業を引き継ぐ。鉄筋コンクリート2階建て(定員50名)を新築 |
米軍北ベトナム爆撃開始 |
| 1983年
(昭和58年) |
念願の特別養護老人ホームが認可され、≪特養鎌倉静養館≫として鎌倉由比ガ浜にて事業を開始(定員50名、ショートステイ4名) |
東京ディズニーランド開園 |
| 現在の鎌倉静養館(介護保険制度へ移行) |
1992年
(平成4年) |
デイサービス事業≪ケアセンターやまざくら≫≪ケアセンターりんどう≫各々単独施設として開設 |
新幹線のぞみ登場 |
| 1995年
(平成7年) |
≪特養鎌倉静養館≫の別館を増設。ショートステイ定員を20名に増員、≪ホームヘルパーステーション≫≪在宅介護支援センター≫を開設 |
阪神大震災 |
| 2000年
(平成12年) |
「介護保険制度」が制定され、≪特養鎌倉静養館≫は介護老人福祉施設となる。関連事業は指定事業となった。 |
南北朝鮮首脳会談 |
| 2004年
(平成16年) |
≪軽費老人ホーム鎌倉静養館≫
創立50周年 記念式典実施 |
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| 2007年
(平成19年) |
≪特養鎌倉静養館≫増床工事実施。定員54名(4床増床) |
月探査衛星「かぐや」 |
| 2008年
(平成20年) |
≪特養鎌倉静養館≫創立25周年 記念式典実施 |
リーマン・ショック |
| 2012年
(平成24年) |
小規模多機能型事業所≪材木座あじさいの家≫開設。
≪ケアセンターりんどう≫認知症対応型へ変更 |
東京スカイツリー開業 |
| 2017年
(平成29年) |
0〜2歳児対象の小規模保育施設≪鎌倉おなり小規模保育室≫開設 |
藤井聡太 公式戦29連勝 |
| 2018年
(平成30年) |
0〜5歳児対象の認可保育所となり、≪鎌倉おなり保育園≫開園 |
米朝首脳会談 |
| 2019年
(令和1年) |
≪ケアセンターりんどう≫事業を廃止 |
改元 |
地域社会への取組み
鎌倉静養館は地域とのつながりを大切にし、社会的支援の拠点としての役割を担うために下記のような活動を行っています。
地域との協働の配食サービス(軽費にて・週2回夕食)
- お一人暮らしの方々に向けお弁当づくりと拠点への配達を昭和62年より開始し現在まで続いています。民生委員・ボランティアとの協働配食サービスです。
お一人暮らしの方々向け昼食会
- 第3地区社協主催、由比ガ浜(A地区)と極楽寺・稲村ガ崎(C地区)の会食会のお弁当づくりに特養と軽費が協力しています。軽費では、入居者が会食会に参加しています。
- 極楽寺・稲村ガ崎地区福祉懇談会
- 地域の福祉懇談会に会場提供。職員も懇談会メンバーとして参加して、地域の高齢者を支えています。
稲村ガ崎地区共同防災活動
- 自治会としての防災活動に参加しています。
当施設の防災訓練に自治会も参加しています。